よくあるご質問

Q
インプラントのリスクが知りたいです
A

少し前は、インプラントも色々な材料が使用されてきました。しかし、最近のインプラントの材料は、主にチタンです。(メーカーによって、色々工夫して処理をしています。)

チタンは、生体との馴染みが良く、整形外科では人工関節や脳神経外科では頭蓋骨の代用として使用されている安全な素材です。また、金属ではありますがアレルギーを発症する可能性も極めて低いとされています。ただし稀にアレルギー反応がでる方もいらっしゃいますので、不安な方は事前に皮膚科でアレルギーテストを受けておくと良いでしょう。

Q
インプラントの手術は入院しますか?
A

インプラントを1本を入れる手術の規模は、親知らずの抜歯と同程度です。ですから、通常入院はいたしません。

ただし、外科手術である以上、リスクはゼロではありません。
リスクとしては、大きな血管を切ることによる大量出血や、神経の損傷による唇の麻痺などがあります。
当院では、手術の前にお口の状態を精密に検査し、見えない部分は、CT撮影による3D解析をして血管や神経の位置を把握した上で手術がおこなわれていますので、ほとんど発生することはありません。
もちろん、口腔内だけでなく、全身の状態管理や服用中の薬などの管理も大変重要になります。

インプラントが可能かどうかや他院でインプラントを断られた方も、まずは当院にご相談ください。
皆様それぞれのお口の状態や、生活習慣・習癖によって適したインプラントがあります。
ご相談は、無料です。

Q
インプラントの保障はありますか?
A

インプラントは高額なので何かあった時の保障が気になりるという方がいらっしゃいます。

インプラントは、万能ではありません。ご自身の歯以上に丁寧に磨かなければなりません。
毎日のブラッシングや、定期的なメインテナンスを怠れば、天然の歯と同じように、インプラントを支えている歯茎や骨が歯周病にかかり、インプラントが抜け落ちてしまう可能性があります。

長く機能させるためには十分なケアが大切です。
きちんとご自身で歯ブラシをしていらして、3か月に1度の当院の定期検診にいらしていただけていれば、5年間は、インプラントのトラブルには無償で対応いたします。
インプラントではなく、その他のご自身の歯も重要になります。また、全身疾患もインプラントの状態に大きく左右します。全身の健康管理もしっかり行ってください。

遠方に引っ越されて通院が困難な場合は、申し訳ございませんが、保障の対象外にさせていただきます。

インプラントが可能かどうかや他院でインプラントを断られた方も、まずは当院までご相談ください。
皆様それぞれのお口の状態や、生活習慣・習癖によって適したインプラントがあります。
ご相談は、無料です。

Q
インプラント治療は誰でも可能でしょうか?
A

インプラント治療ではあまり年齢や性別は関係ありません。
ただし、顎の骨の厚みや状態が重要になります。たまに歯周病などで骨が薄くなっていると難しいことがあります。
事前にレントゲンやCT撮影などをして診査・診断が重要になります。

また、全身の健康状態が悪い方は、お勧めしません。(糖尿病・高血圧・心筋梗塞・血管系の病気など)もちろん、しっかりと管理・薬などで病状をコントロールされている方は、担当医と相談の上でインプラント治療が可能になります。

インプラントの材料は、チタンなどの生体親和性の良いものを使用しておりますので、アレルギーはほとんど起きません。
もちろん、ご心配の方は、事前にパッチテストなどのアレルギーテストをお薦めします。

喫煙されている方は、あまりお勧めしません。

お口の管理ができていない方には、お勧めしません。歯ブラシのやり方・その他の歯の状態・食いしばりや咬みしめなどの悪習癖(ブラキシズム)などのケアーは、重要です。

インプラント治療が可能か不可能かは、かなり個人差があります。(骨を増やすOPEテクニックなどもありますので出来ることの方が多いです。)

インプラントが可能かどうかや他院でインプラントを断られた方も、まずは当院にご相談ください。
皆様それぞれのお口の状態や、生活習慣・習癖によって適したインプラントがあります。
ご相談は、無料です。

Q
インプラントの手術は腫れますか?
A

OPE処置後2~3日はお痛みが出る場合があります。もちろん痛み止めを出しております。イメージとしては、その痛みは通常の抜歯程度とお考えください。腫れが出る場合もありますが、3日目あたりをピークに1週間程度で徐々に治まります。また、まれに内出血(打撲時の黒アザのようなもの)が、お顔の表面にでる場合がありますが、2週間程度で完全に消失します。
インプラントを埋入する部位やそこの骨の状態などによっても大きく変わりますので、詳しくは、当院までご相談ください。

インプラントが可能かどうかや他院でインプラントを断られた方も、まずは当院にご相談ください。
皆様それぞれのお口の状態や、生活習慣・習癖によって適したインプラントがあります。
ご相談は、無料です。

Q
テレビで聞いたPMTCとは何ですか?
A

PMTCは歯科医院で専用の機械を使って行う徹底的な歯のクリーニングです。
このクリーニングには痛みがありませんので、お子様からお年寄りの方まですべての方にお勧めします。
※感じ方に個人差があり、あまりにも汚れがひどい方はわずかに痛みを感じる可能性があります。

日ごろのしっかり歯ブラシをおこなえていれば、3-6カ月に1度のペースでPMTCをおこなうだけで十分効果的です。通常の場合は保険診療で施術可能です。また必要に応じて、フッ素塗布やガムマッサージなども行います。また、歯の表面にトリートメント効果のあるアパタイトの塗布も行っております。

Q
歯周病の対処法を教えてください
A

歯茎の本来の色は薄いピンク色ですが、歯周病の原因である細菌が歯茎の周りに残っていると、歯茎が赤く腫れてきます。歯茎の表面では歯周病菌が中に入ってこさせないように免疫細胞を含んだ血液が集まり、細菌と戦っています。それによって歯茎が赤く腫れてしまうのです。

この段階の治療法・対処法は、歯ブラシやデンタルフロスをしっかり行い歯周病菌を歯茎に残さないようにすれば、歯茎は引き締まって、腫れが引いてきます。イメージとしては、歯と歯茎の間の歯周ポケットの中に歯ブラシをいれる。歯肉をマッサージする感じで優しく磨くことです。

また細菌によるの悪化のみでなく、食いしばりなどによる過剰な力を継続的に与えると歯周病は、悪化します。ご自身の習癖を再認識することをお勧めします。

Q
歯周病とはどのような症状ですか?
A

歯周病によって起こる症状と言っても、病気の進行状況によって出てくる症状は異なります。
大きく分けて、

  • 初期の段階から見られる症状は、歯茎が赤く腫れる・歯茎から血が出る・歯石が付く
  • 中程度の進行になってくると、上記の症状以外に・歯茎が下がる・歯がしみる
  • かなり状態が悪化してくると、さらに・歯茎から膿が出る・口臭がする・歯茎が腫れて痛くなる・歯が揺れる・噛むと痛い・歯並びが悪くなる
  • 末期になってくると、歯の神経が死んでしまう・歯が抜ける

定期的な歯科医院でのクリーニング(スケーリング)がお勧めです。
まずは当院までご相談ください。

Q
顎がカクカク音がします。どうしたらよいでしょうか?
A

一般的に口を開けたり閉じたりする時にカクカク音がするのは、顎関節症と思って良いと思います。
わかりやすいイメージとして、顎の関節は、膝や肘の関節と同じ様な構造だと思ってください。顎の関節に何らかのトラブルが起きている状態です。

顎関節症は、状態や症状によって分類されます。

障害なし

最大開口域(mm)40~ 疼痛 なし 日常生活支障度なし

軽度

最大開口域(mm)35~39 疼痛 軽度 日常生活支障度軽度

中等度障害

最大開口域(mm)30~34 疼痛 中等度 日常生活支障度中等度

重度障害

最大開口域(mm)~29 疼痛 重度 日常生活支障度重度

筋肉のトラブル・関節の靭帯のトラブル・関節円板のトラブル・骨のトラブルなど原因も症状も様々です。
筋肉のみのトラブルの場合以外は、完治は難しいです。あくまで日常生活に問題ない状態にすることをゴールと考えます。
何が原因かを調べるのが重要になってきます。
検査方法として一般的に、レントゲン撮影・CT撮影や筋電図などで検査します。

最近は、事務仕事(デスクワーク)の方やスマホのヘビーユーザー・ストレス過剰の方などに、顎関節のトラブルが多いです。

Q
顎関節症にはどのような治療法がありますか?
A

その方の症状や原因によって治療法が異なります。
(音がするだけ・口が開きにくい・開けると痛いなど)

治療法の一例として下記をご紹介いたします。

  • 顎関節にとって悪い姿勢や癖を治す
  • 心理面・精神的なストレスを排除する
  • 理学療法として湿布や超音波・レーザーなど
  • 薬による治療で痛みを軽減する
  • スプリント治療として顎関節の負担を軽減させる
  • 咬合調整として、かみ合わせを少し歯を削って調整する。また、矯正治療を行う
  • 外科的治療としてOPEを行う

顎関節症は、色々な要素が絡み合って発症しますので、自己診断をしないで、まずは当院にご相談ください。(通常の保険診療の適応です。)

Q
入れ歯を長持ちさせるのは、どうしたら良いでしょうか?
A

歯の部分は、使用していくとどんどんすり減っていきます。すり減ったことや加齢など様々な要因によってご自身の歯や顎の骨(歯槽骨)の変化もより起きやすくなります。

  • ご自身では、何でもない(良好)でも、定期的に検診をして些細なずれなどをチェックしてもらうことが長持ちの秘訣です。
    義歯の歯の削れ方のバランスや噛み合わせのチェック、粘膜面との適合などを確認します。
  • 寝るときには、外してお水の中で保管して下さい。(義歯洗浄剤などに入れて殺菌・消毒などを行いながら一晩保管もお薦めです。)
  • 義歯は、温まるのは、得意ではありません。お風呂程度の温度は、大丈夫ですが、サウナに入る時は、取り外した方が良いです。
  • 全身疾患なども気をつけて健康管理をしっかりしてください。
Q
入れ歯にしたら口臭が気になります
A

どんなにキレイに見えていても、義歯の材質である『レジン』は吸水性があるため、食物の水分や唾液が吸水されてイヤな匂いがつきます。
また、顕微鏡レベルですが細かな穴があります。そこに細菌が溜まります。
日ごろから、しっかりとブラシを使用して洗浄して、洗浄剤で除菌ましょう。

洗浄方法は、専用の義歯ブラシ(適度にコシがあり磨きやすいです。)を使用して流水で洗います。義歯には、歯磨き粉などを使用しないで下さい。義歯に細かな傷がつくとさらに汚れなどが付着やすくなります。また、洗浄後に義歯洗浄剤を使用して消毒・除菌をして下さい。
また、義歯を使用していない時は、清潔なお水で保管して、義歯の変形を防ぎましょう。もちろん、ご自身の残りの歯の清掃も重要になります。
お勧めとしては、スマイルデンチャーなど材質が異なる吸水性の少ない義歯もあります。

義歯にお悩みの方は、まずは当院にご相談ください。

Q
審美歯科は、どのように選べば良いですか?
色々な材料があって良くわかりません。何が一番良いのですか?
A

審美歯科とは美しさに焦点をあてた歯科治療のことで、一般的に呼ばれている審美歯科とは、 歯を白くしたい ・ 歯並びを美しくしたい ・ 詰め物や被せ物をより自然に見せたい という要望に対しての治療をさします。

これらの治療は基本的に自費診療になります。保険治療で使用する材料に比べて審美的・機能的にも向上するものを使用します。
どの材料が1番良いというよりも、その人それぞれの癖や希望によって1番が変わってきます。

セラミック修復
保険診療で使用されるプラスチック系の素材は吸水性が高いため変色はさけられません。それに比較してセラミック(陶材)は変色しません。硬いです。

メタルボンド
メタルボンドは金属製の土台の上に、陶材を焼き付けた修復物です。
陶材は非常に硬い反面、衝撃に弱い特性を持った素材です。奥歯や噛み込みの深い部分は特に負担がかかります。金属の土台を用いて陶材が割れることを防ぎます。ただ金属色を消すため、透明感が少ないです。

ジルコニア
人工のダイヤモンドを歯科用にした素材で、強度が強いです。最近は、色も豊富に用意されるようになってきました。
基本的な構造はメタルボンドと大差はありませんが金属を使用しないので、色の再現性や光の透過性などより審美的に天然歯に近づけることができます。

材材や残っている歯・部位によっても価格も異なります。また、ブラキシズムなどの悪習癖の有無などによって、どの素材がその歯にベストかの選択肢が異なります。

お悩みの方は、まずは当院へご相談ください。ご相談は無料です。
あなたに適した材料を決めるのをお手伝いいたします。
(確実に言えることは、材料はドンドン進歩してます。)

Q
審美歯科と保険治療との違いを教えてください
A

違いは、大きく分けて『見た目』・『材質の違い』・『価格』が異なります。保険診療の銀歯と自由診療のセラミックやジルコニアの違いについて、皆様からよくお聞きするお悩みや質問と併せてご回答します。

銀色が口の中で目立つのが気になります


話しているときや笑ったときに銀歯があると目立ちますよね。虫歯になってしまい銀歯をかぶせなくてはいけないとき、「ここに銀歯が入るのか」と残念な気持ちになります。最近は、皆さん写真を高画質で撮影されますので、気にされる方が多いです。
奥歯でも銀歯ではなく白いセラミックの歯に変えると口元だけではなく気持ちまで明るくなります。 保険でも奥歯が白くできるようになってきました。しかし、ハイブリット樹脂のためセラミックより色や硬さは、劣ります。(保険適用になる為に色々な条件がありますので、皆様が可能な訳ではありません。)

詳しく知りたい方は当院までお問い合わせください。

銀歯は虫歯になりやすいですか?


大人のむし歯の多くは歯と銀歯のすき間からできます。それは歯の磨き方が悪いということもありますが、銀歯が劣化することによって起こってしまうのです。お口の中は酸性、アルカリ性、暑い、冷たいなどと過酷な環境です。銀歯は、セラミックに比べると早くに劣化しやすく、歯とのすき間から虫歯になりやすいと言われております。セラミックは陶器の一種なので、お口の中でも安定し、虫歯になりにくいのです。
虫歯菌の保有率が虫歯になりやすいかどうかに大きく影響します。 口腔内の菌のコントロールなどをタブレットなどで行うことも可能です。

詳しく知りたい方は当院までお問い合わせください。

銀歯にしてから歯ぐきが黒くなりました


歯に銀歯を入れると金属のイオン成分が歯や歯ぐきに溶けだして、黒くなってしまいます。金属はぬれたところにあると成分が溶け出し、白い歯もピンク色の歯ぐきも黒くなっていきます。人によっては金属アレルギーを起こす方もいます。セラミックはお口の中でも安定していて溶け出す心配はありません。

銀歯の下で虫歯が広がるのですか?


実は銀歯と歯はあまりくっついていないのです。だからはずれにくい形にしてはめ込んで接着剤で付けています。だから、中が虫歯になってもすぐに外れにくいように銀歯の形ができています。つまり取れたころには虫歯がある程度大きく広がっているのです。

銀歯の精度が悪いのですか?


銀歯は50年も前から作り方が大きく変化していません。もちろん材料が良くなってますので、多少精度は上がっていますが基本的にはワックスで型を作り、手作業で作っていますので経験と勘に頼っています。だから、歯と金属のすき間に汚れがたまりやすく、そこから虫歯になってしまいます。
セラミックはパソコン上で形を作り、機械で削りだしますので、誤差がほとんどないため虫歯になりにくいのです。

銀歯は汚れがつきやすいですか?


銀歯の表面は見えない小さな傷が多くあり、その傷の中に細菌が詰まっています。歯ブラシで磨いても傷の中の細菌は取れないのでお口の中にべとべと感が残ってしまうのです。セラミックは表面を一度コーティングして焼いてしまうので、傷がなく汚れが付きにくいのです。

保険と自費の治療費の違いがあり過ぎて悩みます


通常の保険をお持ちの方は、3割負担なので数千円で銀歯を入れれます。(大きさや部位によって多少異なります。)
審美歯科でジルコニアやセラミックなどを使用する場合は、数万円になります。(大きさや部位によって多少異なります。)
しかし、上記にあるようなことをトータルで考えるとどちらが良いかは、その価格だけでは、決めれないと思います。

Q
矯正期間中、食べられないものはありますか?
A

歯科矯正中に、絶対に食べられないもの・食べてはいけないものはありません。
装置に引っかかりやすい食べ物、詰まりやすい食べ物などがありますが、これらを決して食べてはいけないというわけではありません。

引っかかりやすい食べ物


  • ほうれん草、ニラ、ネギなどの繊維質な葉物野菜
  • えのき
  • 肉(繊維質なもの)
  • 麺類(細めなそうめんなど)
  • イカ
  • タコ

詰まりやすい食べ物


  • パン
  • 麺類
  • 野菜、野菜の皮
  • クッキー
  • ケーキ

くっつきやすい食べ物


※くっつきやすい食べ物については、矯正装置の脱離になりやすいので、できれば装置の装着中は食べるのを避けていただきたいです。

  • お餅
  • お団子
  • キャラメル
  • ガム
  • 上記以外でも粘着性のあるもの

ただ、食事については、「気にせず何でも食べてます。」と仰る方や、「かなり選んで食べてます」と仰る方などかなり個人差があります。
また、動かしている状況によって食べやすさも変わりますので、矯正の初めの頃、中盤、終盤で変わります。

お食事が気になる方は、マウスピース矯正がおすすめです。
ワイヤー矯正と違って、矯正用のマウスピースをお食事のときは外して頂くので、食事に気を遣う必要がありません。